2012.10.30
スカイツリーへのキー局移転遅れについて
詳しくはこちら
記事によると、東京スカイツリーへのキー局(NHK東京・日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビ)の親局送信所移転が来年1月から大幅にずれ込む見通しになることが明らかになったようです。
当初ビル影などの受信障害は大幅に減少すると予想されていたが、試験電波を発射してサンプル調査したら電波が強すぎたりアンテナの向きなどが原因で全く映らない世帯が方角・地域関係なく見つかったようです。
・個人的推測
スカイツリーからの電波が強すぎてブースターが飽和してしまうことは特に現在東京タワーからの電波が受信しにくく高性能アンテナ+高性能ブースターを利用しているケースで多いと思います。
アンテナの向きの調整もアンテナの性能によっては必要になると思います。(一般的に素子数の多いアンテナの方が高性能ですが向きの調整がシビアになります)
概要を簡単に書きます(間違っていたらすみません)
Q:スカイツリーへの移転時期は来年の1月頃とあるが具体的に何日になるのか?
A:決定次第告知します。
Q:スカイツリーへの送信所移転後万が一テレビ視聴に影響が出た場合どうすればいいのか?
A:東京タワーからの電波が安定して受信できていてスカイツリー移転後受信障害が万が一発生した場合当方で責任をもって対応します。
まずは当方へお電話ください。
Q:万が一受信障害が発生しアンテナ調整などが必要になった場合の工事などの費用負担はどうなるのか?
A:視聴者には費用負担は発生しません。
・移転の時期は来年春頃(1月ではない)の模様
日本テレビの10/29の定例記者会見で移転の時期は来年春ごろを目途に進めているが少なくとも1月に移転する状況ではないことが明らかになりました。
詳しくはこちら
また東京スカイツリー移行推進センターのFAQのページの移転時期も2013年の春頃予定に変わっています。
・今後の予定(10/30時点で私の知っている範囲で)
11月中旬~2013年3月 TOKYO MXが東京タワーからの電波を段階的に減力予定
2013年3月31日 この日の放送をもってTOKYO MXが東京タワーからの放送を完全に終了(東京タワー20ch停波)
この日以降TOKYO MXの親局はスカイツリーのみ(16ch)になります。
2013年春頃 NHK東京・民放キー局がスカイツリーに移転予定(一夜切り替え)
受信障害対策が早期に進みできるだけ早い時期にスカイツリーへNHK東京・民放キー局が移転し安定した放送受信環境が実現するといいですね。
2012.10.01
本日TOKYO MXがスカイツリーから放送開始しました
またサイトなどにあるスカイツリー移転告知のCMも一部変更になっています。
(515Mhz-20ch→491Mhz-16chへの周波数変更のお知らせなどもあります)
約1430万世帯とエリアも一気に拡大したようです。
今後の番組の充実が楽しみですね。
2012.09.27
TOKYO MXがスカイツリーからの受信エリアの目安を公開しました
詳しくはこちら
(2012/9/27プレスリリース 10月1日、東京スカイツリーから放送開始 参照)
プレスリリースによると、TOKYO MXは2012年10月1日から東京スカイツリーからの放送を開始するようです。
近隣の放送局との混信対策のため周波数が変更されますが多くのデジタルテレビでは自動で周波数変更に対応する機能があるので手動設定は不要らしいです。
しかし一部の自動再設定機能がないテレビは手動での設定が必要なため視聴者への広報や専用のコールセンター開設などで周波数変更をスムーズに行えるようにしていくようです。
受信エリアのめやすを見ると
東京スカイツリーから半径50kmがめやす
東京都全域
埼玉県行田市
茨城県古河市/つくば市
千葉県成田市/八町市
神奈川県横須賀市/厚木市
などをカバーするようです。
東京タワーのエリアと比べると神奈川県方面よりも茨城県/埼玉県方面に大きくエリア拡大している感じがします。
以前の記事で書いた予想と比べると群馬県/栃木県を除いて近いような気がします。
明日からはスカイツリーからの放送開始に向けて東京タワーの放送と同一内容の試験電波を発射するようです。
スカイツリーからの放送開始が楽しみですね。
2012.09.15
スカイツリー移転に伴う受信対策について
今年度末までにNHK東京・民放キー局・TOKYO MXが東京スカイツリーに親局を完全移転します。
東京タワーは東京スカイツリーへの親局完全移転後NHK東京・民放キー局の予備送信所となります。
また放送大学は東京スカイツリーに移転しません。
2010年度に総務省が出した変更許可には条件として
引用元
東京スカイツリーへの移転によって生じる地上デジタルテレビジョン放送の受信者等への影響については、周知広報の実施、相談窓口の設置、対策工事の実施等の対策を実施すること
があり
さらにTOKYO MXについては加えて
引用元
現用放送チャンネル(20ch:東京タワー)の使用については、周波数有効利用の観点から、できる限り早期に終了できるよう対策を実施すること。
の条件がありました。
・NHK東京/民放キー局
NHKと民放キー局5社(日本テレビ放送網/テレビ朝日/TBSテレビ/テレビ東京/フジテレビジョン)で構成されている東京スカイツリー移行推進センターが受信状況の調査・対策をしているようです。
受信相談のコールセンターも設置されています。
また現在深夜の放送終了後NHKEテレ東京(リモコン2ch:26ch)で日によっては試験電波を発射しているようです。
スケジュールなど詳しくはこちら
さらに試験電波を利用した戸建て住宅・マンション共聴の受信確認(モニター)調査をしているようです。
・TOKYO MX
スカイツリー移転での周波数変更に伴う受信対策はTOKYO MX主導で行う模様です。
プレスリリース2012年1月6日の年頭挨拶参照
2012年1月6日時点で受信対策には今年度の決算で予想される経常利益とほぼ同額の費用負担を見込んでいるようです。
試験電波のスケジュールはこちら
・今後の日程まとめ
・10/1~
TOKYO MXがスカイツリーから16chでの東京タワーとのサイマル放送開始
・11月中旬~
TOKYO MXが東京タワー(20ch)からの送信出力を徐々に弱めます。
・2013年1月頃(10/30追記 2013年春頃に変更になりました)
NHK東京/民放キー局が一夜切り替え(ある日の東京タワーの放送終了後次の日からスカイツリーから放送開始)
・2013/3/30
この日の放送をもってTOKYO MXが東京タワー(20ch)からの放送を完全終了(停波)
・追記(9/21訂正)
試験電波発射の日程が本日更新され
9/28(10:00)~9/30(29:00)はスカイツリーからの本放送開始に向けスカイツリーから東京タワーと同一内容の試験電波を発射する予定らしいです。
2012.08.31
TOKYO MXからスカイツリー移転のお知らせが出ました
詳しくはこちら
TOKYO MXのスカイツリー移転の案内ページによると、2012年10月1日からサイマル放送(スカイツリーと東京タワーの同時放送)を開始するようです。
スカイツリー移転に伴い周辺の放送局との混信対策のためチャンネル変更(16ch)になりますがほとんどのテレビで自動的にチャンネル変更が行われる(初期の地デジ受信器やワンセグ受信機を除く)ため設定変更は不要らしいです。
また東京タワーからの放送(20ch)は11月中旬から3月にかけて段階的に出力を落とし、2013年3月30日をもって完全停止の予定のようです。
公式サイトのFAQの中にこれまで受信できない地域でスカイツリーからの電波を受信できるのかの項目には地域によっては受信可能とありましたがどのくらいそのような地域があるのか気になります。