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2013.03.23

りんかい線の無線LANについて

りんかい線の無線LANについて

以前からりんかい線はFREESPOT(無料公衆無線LAN)が大崎駅(JR東日本管轄)を除く全駅に導入されています

大井町駅のりんかい線ITスポット

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inSSIDerで見た電波状況(クリックして拡大)

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・FREESPOTの公式サイトを見るとG54と書いてあるのでアクセスポイントはFS-G54を利用していると思われます。

また近くにWLE-DAHと思われるアンテナが設置されていました。

スピードテストでも上下ともに10Mbps以上出たのでおそらく光回線を利用していると思います。

・NTT-BPの共用AP

数か所の天井にこのようなアンテナが設置されていました。

おそらく2月~3月(docomo Wi-Fiの開通時期から予想)に新規に設置されたと思われるNTT-BPの共用APのアンテナです。

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現在はdocomo Wi-Fi(11a/b/g)が利用できます。

公式サイトのサービス開始の案内

・UQ WiMAXの開通とau Wi-Fi SPOT(Wi2premium)のエリア化の予想

3/21にりんかい線の各駅・列車内(ホーム端に設置したアンテナから電波を送出)でUQ WiMAXのサービスが開始されました。

最近au Wi-Fi SPOTの公式サイトのトピックスを見ていると地下街などでUQ WiMAXとau Wi-Fi SPOTを同時期に開通するケースが多いと思います。

今回りんかい線はUQ WiMAXは開通しましたがau Wi-Fi SPOTは開通しませんでした。

しかしりんかい線の公式サイトを見ると今後他社のWi-Fiサービスも開通する予定とあるので近い将来ビッグサイトの共用APのようにソフトバンク(0001softbank)やWi2(Wi2premium)が共用APに相乗りしてサービス開始する可能性も十分あると思います。

NTT-BPの共用APはFREESPOTと比較してキャリアグレードの高性能機器を採用していると思われホームなどFREESPOTのアクセスポイントが設置されていない場所にも設置されています。

さらに5Ghz帯にも対応していることからコミケ開催時などの混雑時にも繋がりやすいと思います。

今後他社のWi-Fiサービスの開通に期待します。

2015年8月追記
2014年1月時点でUQコミュニケーションズの公衆無線LAN設備が設置されていました。(au Wi-Fi SPOT/Wi2 300が利用できます)

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クリックで拡大

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Wi2 300に接続して速度測定

マルチセッション版-東京

測定条件
精度:高 データタイプ:圧縮効率低
下り回線
速度:7.401Mbps (925.1kByte/sec) 測定品質:57.5 接続数:16
上り回線
速度:3.838Mbps (479.8kByte/sec) 測定品質:82.5 接続数:16

通常版-東京

測定条件
精度:高 データタイプ:圧縮効率低
下り回線
速度:4.685Mbps (585.6kByte/sec) 測定品質:2.7
上り回線
速度:425.4kbps (53.18kByte/sec) 測定品質:12.2

速度測定結果からバックボーンにWiMAX回線を利用していると推測します。

TOKYO MXが東京タワーからの放送の最後の減力をしました

TOKYO MXが東京タワーからの放送の最後の減力をしました

詳しくはこちら

TOKYO MXのスカイツリー移転公式サイトによると、3月18日午前5時に東京タワー(20ch)の五回目の減力(最後)をしたようです。

約100Wの送信出力と書いてあることから以前の記事で書いた空中線電力95W/ERP160Wと思われます。

東京スカイツリーへの完全切り替え(東京タワー20ch停波)は現状5月頃を見込んでいるとあることからNHK東京・民放キー局のスカイツリーへの送信所移転と同時期になると予想します。