Home > 9月, 2012

2012.09.27

TOKYO MXがスカイツリーからの受信エリアの目安を公開しました

TOKYO MXがスカイツリーからの受信エリアの目安を公開しました

詳しくはこちら
(2012/9/27プレスリリース 10月1日、東京スカイツリーから放送開始 参照)

プレスリリースによると、TOKYO MXは2012年10月1日から東京スカイツリーからの放送を開始するようです。
近隣の放送局との混信対策のため周波数が変更されますが多くのデジタルテレビでは自動で周波数変更に対応する機能があるので手動設定は不要らしいです。
しかし一部の自動再設定機能がないテレビは手動での設定が必要なため視聴者への広報や専用のコールセンター開設などで周波数変更をスムーズに行えるようにしていくようです。

受信エリアのめやすを見ると
東京スカイツリーから半径50kmがめやす
東京都全域
埼玉県行田市
茨城県古河市/つくば市
千葉県成田市/八町市
神奈川県横須賀市/厚木市
などをカバーするようです。

東京タワーのエリアと比べると神奈川県方面よりも茨城県/埼玉県方面に大きくエリア拡大している感じがします。

以前の記事で書いた予想と比べると群馬県/栃木県を除いて近いような気がします。

明日からはスカイツリーからの放送開始に向けて東京タワーの放送と同一内容の試験電波を発射するようです。
スカイツリーからの放送開始が楽しみですね。

2012.09.15

スカイツリー移転に伴う受信対策について

スカイツリー移転に伴う受信対策について

今年度末までにNHK東京・民放キー局・TOKYO MXが東京スカイツリーに親局を完全移転します。

東京タワーは東京スカイツリーへの親局完全移転後NHK東京・民放キー局の予備送信所となります。
また放送大学は東京スカイツリーに移転しません。

2010年度に総務省が出した変更許可には条件として
引用元

東京スカイツリーへの移転によって生じる地上デジタルテレビジョン放送の受信者等への影響については、周知広報の実施、相談窓口の設置、対策工事の実施等の対策を実施すること

があり

さらにTOKYO MXについては加えて
引用元

現用放送チャンネル(20ch:東京タワー)の使用については、周波数有効利用の観点から、できる限り早期に終了できるよう対策を実施すること。

の条件がありました。

・NHK東京/民放キー局

NHKと民放キー局5社(日本テレビ放送網/テレビ朝日/TBSテレビ/テレビ東京/フジテレビジョン)で構成されている東京スカイツリー移行推進センターが受信状況の調査・対策をしているようです。
受信相談のコールセンターも設置されています。
また現在深夜の放送終了後NHKEテレ東京(リモコン2ch:26ch)で日によっては試験電波を発射しているようです。
スケジュールなど詳しくはこちら

さらに試験電波を利用した戸建て住宅・マンション共聴の受信確認(モニター)調査をしているようです。

・TOKYO MX

スカイツリー移転での周波数変更に伴う受信対策はTOKYO MX主導で行う模様です。
プレスリリース2012年1月6日の年頭挨拶参照
2012年1月6日時点で受信対策には今年度の決算で予想される経常利益とほぼ同額の費用負担を見込んでいるようです。
試験電波のスケジュールはこちら

・今後の日程まとめ

・10/1~
TOKYO MXがスカイツリーから16chでの東京タワーとのサイマル放送開始
・11月中旬~
TOKYO MXが東京タワー(20ch)からの送信出力を徐々に弱めます。
2013年1月頃(10/30追記 2013年春頃に変更になりました)
NHK東京/民放キー局が一夜切り替え(ある日の東京タワーの放送終了後次の日からスカイツリーから放送開始)
・2013/3/30
この日の放送をもってTOKYO MXが東京タワー(20ch)からの放送を完全終了(停波)

・追記(9/21訂正)

試験電波発射の日程が本日更新され
9/28(10:00)~9/30(29:00)はスカイツリーからの本放送開始に向けスカイツリーから東京タワーと同一内容の試験電波を発射する予定らしいです。